きゅうひゃくにじゅうえん。＜３＞

【これ】の【続き】の続き。

あまりにも長かったので分けました。

 

樹「じゃあ、デートプランを立てよう」
凌「はい？」
樹「まず待ち合わせますー。ほんで相手遅れてきますー」
凌「え、まじでやるの！？」
樹「“待った？”」　←終始ノリノリ(死語？)です。なりきってます(笑
凌「・・・待ってないよ(しぶしぶ」
樹「“これからどこ行くー？”」
凌「・・・何かしたいことある？」
樹「“んー、買い物！”」
凌「・・・そいじゃ行こうか」

流れで秋物の服を見に行く設定になりました。(どんな設定よ！

樹「“これとこれ、どっちがいいと思う？”(服をあててる振りｗ」
凌「・・・どっちも似合ってるよー。好きな方にしたら？」
樹「“あたしはこっちがいいと思うんだけどー、じゃあ試着するからどっちが似合ってるか見てね”」
凌「・・・うん」
樹「“こっちは？”」
凌「・・・かわいいと思うよ」
樹「“んじゃこれは？”」
凌「・・・さっきの方が似合ってると思う」
樹「“んじゃさっきのにする！”　さぁ！ここでどうする！」
凌「・・・んじゃ、こーたるわ(＝買ってあげるわ)(笑」
樹「お！まじか！やるねぇ(笑　“ありがとー！”」

次はお昼ごはんですって。

樹「“おなかすいたしごはん食べたいなぁ”」
凌「何か食べたいのある？」
樹「“凌ちゃんの好きなのでいいよ”」
凌「パスタかラーメンかオムライスやったらどれがいい？」
樹「女の子はパスタが好きそうということで、“パスタ！”」
凌「んじゃパスタで」
樹「お昼ごはん食べました。“次は何する？”」
凌「何かしたいことある？」
樹「“凌ちゃんプラン立ててくれてたやん。何やったっけ？”」　

あくまでも私に考えさせたいらしい。

凌「え、だってたぶん13時ぐらいやろ？映画ぐらいしか思い浮かばへん」
樹「んじゃ映画観ますー。映画終わりましたー。“どうする？”」
凌「お茶でもする？」
樹「お茶しましたー。“どうしよっか”」
凌「晩ごはん食べてく？」
樹「“でもさっきお茶したから入るかわかんないなー”」
凌「んー・・・」
樹「お酒飲みながらおつまみでも(小声で」
凌「いいよー(笑」
樹「飲みましたー。終わりましたー。さてどうする？」
凌「え、その後？んー、送りに行くぐらいしか思い浮かばへんけど」
樹「あ、送りに行く感じ？」
凌「それぐらいしかなくない？」
樹「なるほど。あー楽しかった(笑」

仮想デート終了。
なんだこれ。

終始ニヤニヤしている樹。
「・・・ムカつく」って何回言うたかわからん(笑

やっと終わったと気を抜いていたら樹から質問。

樹「今さー、誰を相手としてデート考えてた？」
凌「ん？あー・・・最近気になる人かなぁ」
樹「そうなんや」
凌「だって樹言ったやん」
樹「いや、俺誰で考えてとか言ってないで」
凌「まじで！？」
樹「うん。俺何も言ってないのにそうやって考えてたってことは・・・そういうことなんじゃないの？」

まじかい。
めっちゃびっくりした。青天の霹靂。
・・・そういうことなんですか。うーむ。

樹「俺はただ楽しんでたんじゃなくて、ちゃんと考えてたんやで(笑」
凌「あー」

誘導尋問みたいじゃないか。
そしてそれにまんまと引っかかる自分。orz

そろそろ出ましょうかって出たときには私は6時間ぐらい同じ店にいました。
回転悪すぎる(笑
920円使ったから許してくれへんかなぁ。