気づくもんなんや。

椎ちゃんの話。

【このとき】に出てきた椎ちゃん。
彼女のことについてあまり書いてなかったので書いてみる。

椎ちゃんは大学の友達で、学科も同じなので結構よく一緒にいます。
几帳面で真面目で頑張り屋さん。
夢に向かってまっしぐら。
よく海外にも逃亡してます(笑
しかもヨーロッパから帰ってきて1週間も経たん間にアジアへ飛んだりとか。
アクティブです。
休日に予定が入ってないことのほうが珍しいしね。
いつ休んでるんやろうって思う。
忙しいのが性に合ってるらしく、本人楽しそうなんで全然いいんですけど。
あと、特技は合気道。
めっちゃ華麗に受身とれるって言うてた(笑
技かけられたら数秒でギブアップです。


椎ちゃんにはカムアウトしてます。

確か蔦屋に行きたいという椎ちゃんに付き合ったあとの帰り際。
駅まで2人で歩いてたとき。

椎ちゃんにはホモフォビアっぽい要素はなかったし、
信頼してもいたので、いつか言えたらいいなと思ってました。
恋バナはするけどいつも聞く側で、それは楽しかったけど
「好きな人はいない」と嘘をつき続けることに耐えられなくなってしまってついに言いました。

凌「あんねー、めっちゃ突然やけど、ホワイトデーに告ったんやんかー」
椎「え！？誰に？」
凌「んー、高校んときの友達やねんけど、相手女の子やねんやん」
椎「ほんとに！？」
凌「こんな嘘つかないよ(笑」
椎「ちょ、ごはん食べよ！ごはん！」
凌「いいよ(笑」

ほんとはそのまま帰る予定だったんすけどね。
晩ごはん食べがてら話すことにしました。


in　ファミレス

(詳細について説明)

椎「へぇー、そうなんやぁ。ホワイトデー頑張ったなぁ！」
凌「うん」
椎「告白する人尊敬するもん」
凌「緊張ハンパなかったよ」
椎「やろうなぁ・・・」

思った通りすんなり納得してくれた椎ちゃん。
よかったー！


椎ちゃんの衝撃発言。

椎「あ、凌ちゃんが言ってくれた今やから言えるんやけど」
凌「うん、何？」
椎「実は去年の春頃、凌ちゃんがそうなんじゃないかと思ってた時期があって」
凌「・・・ええぇ！？」

「そうなんじゃないか」って「女性を好きな女性じゃないか」ってことやんな？
まじか！！！バレてたん！？
ノンケの人でも気づくもんなんかな・・・
私の周りには鋭い人が多い。
湊にも言う寸前にバレたしさー。

凌「なんでそう思ったん？」
椎「なんでやったかな・・・なんとなく？」
凌「そっかー」

なんとなくでわかるもんかー・・・

椎「ほんとに言ってくれてありがとう」
凌「こちらこそありがとう」

ひとしきりしゃべって帰りました。