珈琲＋十柱戯＋鉄板焼き＜２＞

※6/10に書いています。※

長かったので切りました。

ボウリングの話をしようと思ってたのに(笑

【かむあうと(樹編)　１】

---

めっちゃ悩んでどうしようかなぁと思いつつ、席に戻る。

樹「考えた？(笑」
凌「んー・・・」

正直に言おうか言うまいか、ギリギリまで迷った。
言わんほうがいい気もしたけど、でも嘘つきたくないし。

結局、ドン引かれてもそんときはそんときかなぁっていうのと、今までの付き合いで何となく普通に受け入れてくれそうな気がしたから、言うことにした。

凌「最初に言うとくけど、樹はめっちゃびっくりすると思う。下手したらドン引くと思う(笑」
樹「まじで！？何何？びっくりさせてもらおうか(笑」

すげぇ食いつきぶり(笑

凌「えっと、ホワイトデーに告ったんやんか。」
樹「・・・！？(目を見開く」
凌「(めっちゃびっくりしてる/笑)」
樹「まじで！？」
凌「うん。でもなー、・・・相手女の子やねん。」
樹「・・・まじで！？(限りなく口パク。ほとんど声出てない」

やっぱりびっくりするよなぁ。
つか、「まじで」しか言ってないぞ、樹(笑

凌「びっくりしたやろ？(笑」
樹「うん。」

どういうリアクションをとられるかドキドキした。
緊張で心臓の鼓動が速まる。

樹「うん、でも、いろんな人がおるし俺はええと思うで。ドン引くとかは無い。」
凌「そっか。ありがと。」

普通のリアクションやった。めっちゃ安心した。
私の周りは「そうなんや」って受け入れてくれる人ばっかりで恵まれてると思う。
相談に乗ってくれたり、何ならデートプランまで考えてくれる人もいる(笑
このときもそんな感じ。さすがにデートプランは無かったけど。

樹「もうちょい詳しく聞かせてや(笑」
凌「！？(食いついてくるんや/笑)」

で、告った話をする。
(詳しくは【このへん】をご参照ください。)

話してたら「あかん。俺のほうが緊張してきた」やって。
感情移入してくれたらしい。おもろいやつ(笑
他にも「そうやんな、ドキドキするよな！」とか「わかるわー」とか。

凌「いちばんびっくりしたのが、告る前にバレた」
樹「まじで！！！(爆笑」

ものっそい笑われました。
自分でも笑いたくなったし、笑われてむかつくとかは思わんかった。
逆にこんなに笑ってもらえたら本望や、ぐらい(笑

--------------------

樹「俺以外にも誰かに言うたん？」
凌「うーん、樹入れて10人ぐらいかな。男友達では樹が初やで。」
樹「よっしゃ！男友達部門1位(笑」
凌「なんやそれ(笑」

--------------------

樹「あれやな。俺が今お金持ってたらこの後飲みに行こうって言えるんやけどな(笑」
凌「え、今日？(笑」
樹「でも凌ちゃんボウリングやしなー、俺も金無いしなー。」
凌「せやな(笑」
樹「今度、俺が金あるときに(笑)、ほんまに飲みに行こな。語ろうや。」
近いうちに飲み会が開催されそうです(笑

--------------------

「月並みな言葉しか出てこんけど、絶対凌ちゃんにとってこの人！って人現れるで。」って若干クサい台詞を置いて樹は帰っていきました(笑



こんな感じのカムアウトでした。